メキシコの薬用植物情報一覧
ハーブティー
-
シエラ産オレガノ(メキシコオレガノ)は、岩場に自生し、咳止めの温かいティーとして利用されます。また、胃の消化不良やガスにも効果があります。
ヤーバブエナ(スペアミント)は、胃や頭部を和らげ、出産時の痛み緩和にも用いられます。シナモン、クローブ、ナツメグと一緒に抽出すれば、二日酔い対策やガスの緩和に役立ちます。
ヤーバニス(メキシコマリーゴールドミント)は、南部メキシコで栽培され、胃や神経を落ち着かせ、風邪や二日酔いの症状を和らげるハーブティーです。チワワ州のタラフマラ族やハリスコ・ナヤリト州のウィチョル族の宗教儀式でも使用されています。
アルニカの葉から作るティーは、風邪の症状を緩和し、疲労回復に効果があります。
外用薬・アルコール抽出(インフュージョン)
-
多くのハーブは外傷の包帯やアルコールに浸した抽出液(インフュージョン)として利用されます。アルニカは、ティーだけでなく、外傷や打ち身の治療に使えるインフュージョンや湿布としても非常に汎用性があります。水で抽出したアルニカのインフュージョンは、潰瘍や開放創の洗浄に適しています。
メキシコ産サヴィラ(アロエベラ)は、やけど、切り傷、擦り傷などの皮膚トラブルに広く利用され、世界的に評価されています。葉のジェルは直接湿布として使用でき、内部疾患にはアルコール抽出したインフュージョンが用いられます。
料理への薬用植物活用例
-
スペインリンク(SpanishLink.org)によれば、メキシコの日常料理では5,000種以上の薬用植物が使用されています。代表的な例を以下に紹介します。
- シラントロ(コリアンダー):料理の風味付けに加え、胃の調子を整え、心臓を強化するトニックとしても働きます。シチュー、スープ、ソースに頻繁に使用されます。
- ローズマリー(ロメロ):新鮮な葉を魚介類の付け合わせとして調理し、香りと抗酸化作用を提供します。
- エパゾテ(エパゾテの葉):トルティーヤやケサディーヤに加えて風味を高め、寄生虫駆除効果があります。
- サボテン(オプンティア):厚い葉は卵料理やサラダに利用され、コレステロールと血糖値のコントロールに効果的です。
