機能
国立腎臓・泌尿器疾患情報センター(NKUDIC)によると、尿路感染症は人体で2番目に多い感染症です。腎臓、尿道、膀胱、尿管はすべて尿路系の一部で、いずれかに感染や機能障害が起きると全体に深刻な影響を及ぼします。尿路障害に用いられるハーブは、抗菌作用と利尿作用が高く、排尿を促進し尿路を洗い流す効果があります。
ウバウルシ(ベアベリー)
ウバウルシ(ベアベリー)は低木で、ヨーロッパや北米先住民の間で古くから尿路障害の治療に利用されてきました。2006年9月に『Journal of Pharmaceutical Sciences』に掲載された研究では、ウバウルシから分離した11種類の化合物を検証し、抗菌・抗真菌効果が確認されました。
ゴールデンロッド
ゴールデンロッドは鮮やかな黄色の植物で、北米全域に多数の亜種が分布しています。腎臓と尿路の強力なトニックとして評価されており、2009年1月に『African Journal of Biotechnology』に発表された研究では、E. coli を含む複数の細菌に対して活性を示すことが報告されています。
ピプシシーヤ
ピプシシーヤは花を咲かせるハーブで、先住民が腎臓の治療薬として長年使用してきました。その使用は開拓者にも伝わりました。2008年2月に『Phytochemistry』に掲載された研究では、強い抗真菌作用と抗酸化成分が含まれ、細胞壁の修復を助ける可能性が示唆されています。
注意事項
腎臓や尿路の障害は放置すると痛みや組織損傷を引き起こすことがあります。症状がある場合は速やかに医療機関を受診してください。重篤な疾患にハーブ療法を用いる場合は、必ず経験豊富な専門家の指導のもとで行う必要があります。
