自然のハーブで血圧を下げる方法は?
米国心臓協会によると、成人の約3人に1人が高血圧と診断されています。そのうち約3分の1は症状がなく、自覚していません。医師から降圧薬を処方されることが多いですが、自然なハーブでも血圧を下げる効果が期待できます。ハーブ療法を始める前に必ず医師に相談しましょう。
にんにくと玉ねぎ
にんにくは血液をサラサラにする作用があり、収縮期・拡張期血圧の両方を低下させます。にんにくに含まれるジポリジスルフィドが血管を拡張させるため、1日2片のにんにくを4週間継続すると効果が現れやすいです。
玉ねぎに含まれるクエルシトンは血管壁をリラックスさせ、血管収縮因子であるアンジオテンシンIIの生成を抑制します。また、コレステロール低下効果も期待できます。
緑茶とホーソン(山楂)
日本で広く飲まれる緑茶は、カフェインレスのものを選ぶと血圧降下に役立ちます。緑茶に含まれるカテキン、特にEGCGはACE酵素を阻害し、血管収縮を防ぎます。毎日継続して飲むことがポイントです。
ホーソンは動脈の汚れを除去し、血流を改善することで血圧を下げます。1日3回、300 mgのホーソンエキスを摂取すると効果が期待できます。
ステビアとシナモン
甘味料として人気のステビア抽出物は、血圧降下作用も示します。標準化抽出物を1日3回、250〜500 mg摂取するのが目安です。
シナモンはスパイスの中でも血圧を下げる効果が高く、1日小さじ1杯(約5 g)を継続的に摂取すると血圧が低下します。
カルダモン
中国や日本で薬用として利用されるカルダモンは、血圧を有意に下げる成分を含んでいます。パキスタンのアガ・カーン大学の研究でも、カルダモン摂取により血圧が顕著に低下したことが報告されています。
フラックスシード(亜麻仁)
亜麻仁や亜麻仁油はオメガ‑3脂肪酸が豊富で、血糖値を安定させることで血圧を下げます。粉砕した亜麻仁を1日数杯(約2‑3 ティースプーン)食事に加えると効果的です。
バレリアン(セイヨウカノコソウ)
バレリアンは不眠症の緩和に使われますが、全身のリラックス作用により不安を軽減し、結果として血圧を下げます。お茶やサプリメントで日常的に摂取できます。
ハーブは単独での使用が基本です。複数のハーブを組み合わせる場合は、必ず医師に相談し、薬との相互作用に注意してください。
