自宅でハーブを使った自然薬の作り方

ハーブガーデンがある、またはハーブを扱うのが好きな方は、家庭でハーブを使って自分だけの薬を作ることができます。ハーブ薬はシンプルなハーブティーから、ロゼンジやチンキなど複雑なものまでさまざまです。薬を作る前に考慮すべきポイントは以下の通りです。

  • 使用したい症状
  • 薬の保存期間
  • 使用するハーブの種類
  • 服用する人の年齢や好み

作り方の手順

  1. 1. インフュージョン(漬出)とデコクション(煎じ)

    インフュージョンとデコクションは、口から摂取するハーブティーです。すべての年齢層に適しています。インフュージョンは水をベースに作り、使用する部位が地上部(葉、茎、花)の場合に該当します。デコクションは樹皮や根など木質部を使用します。

    一般的には、乾燥したハーブを小さく砕いたものを小さじ1、または新鮮なハーブを小さじ2〜3を沸騰した水に15分間浸します。その後、ハーブを濾し、冷ましてから飲みます。レシピは下部のリソースで確認してください。ハーブごとのレシピでより効果的です。

    冷水で1日冷蔵庫に入れて抽出する「コールドティー」も作れます。冷蔵保存すれば1週間程度持ちます。

    外用としては、ハーブを水に浸したお風呂や湿布に利用できます。皮膚のかゆみ、虫刺され、感染症、切り傷、頭痛などに効果があります。

  2. 2. チンキ(アルコール抽出)

    チンキはアルコール(ウォッカやエバークリア)で抽出した濃縮薬で、保存期間は数年に及びます。市販薬も同様の方法で作られます。アルコールを使用したくない場合は酢を代用できますが、酢チンキは正式なチンキではなく、子どもに使いやすいです。

    ハーブごとのチンキのレシピはリソース欄に掲載しています。

  3. 3. オイルインフュージョン

    ハーブをオイルに浸すことで、外用薬や食用オイルとして利用できます。オリーブオイル、ココナッツオイル、植物油が適しています。

    外用オイルはリニメントと呼ばれ、これを基にローション、クリーム、軟膏、バームなどさまざまな外用製剤が作れます。リニメントに増粘剤や防腐剤、乳化剤を加えて調整します。

  4. 4. ハチミツインフュージョン

    ハーブ入りハチミツは、2カップのハチミツに対し新鮮ハーブ大さじ1、または乾燥ハーブ小さじ½を使用します。ハーブはスパイスミルやコーヒーグラインダーで細かくし、チーズクロスで包んで温かいハチミツに入れます。高温にしすぎないよう注意し、酵素が失われないようにします。密閉できる瓶に入れ、暗所で常温1週間置きます。その後再度軽く温めてハーブを取り除きます。ハーブハチミツはトローチやシロップのベースとして、子どもへの投与に便利です。

  5. 5. ハーブパウダー(未浸漬)

    乾燥ハーブを粉砕し(ミルや乳棒で)、粉末やカプセルとして利用します。粉末は料理や飲料に混ぜるだけで手軽に摂取できます。市販の空カプセルに詰めても良いでしょう。

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