血液循環を促す天然ハーブ

血液循環は、静脈・動脈・毛細血管・肺循環の4つのシステムから成り立ち、酸素や栄養素を全身へ運び、二酸化炭素などの老廃物を排除します。健康な循環は創傷治癒や体温調節、細胞再生に欠かせません。ハーブで循環を改善したい場合、特に抗凝固薬を服用中の方は、医師に相談し薬剤相互作用の有無を確認してください。

イチョウ葉(Ginkgo biloba)

メリーランド大学医学センターの報告によると、イチョウ葉エキスは血流改善に有効です。特に脳への血流低下が原因とされるアルツハイマー病や認知症、記憶障害に効果が期待されます。イチョウに含まれるフラボノイドは抗酸化作用、テルペノイドは血小板凝集抑制と血管拡張作用があります。ただし血液を薄めるため、抗凝固薬や抗うつ薬、糖尿病薬、抗痙攣薬、降圧薬などと相互作用する可能性があります。手術前数日間は使用を避け、必ず医師と相談してください。

にんにく(Garlic)

にんにくは料理の風味付けだけでなく、血小板の粘着性を低下させ血流を促進します。硫化アリシンという成分が血管壁を緩め、血管拡張物質である一酸化窒素の生成を促します。サプリ化するとアリシンは失活しやすいため、生のにんにくをそのまま食べるのが最も効果的です。料理に加えるほか、薄くスライスしてそのまま噛む方法もあります。にんにく臭が気になる場合はレモン汁で中和すると良いでしょう。

しょうが(Ginger)

しょうがは血行促進と血液凝固抑制の作用があります。作り方の例として、生姜約大さじ1をすりおろし、沸騰させずに水2カップで約20分煮出し、レモン汁やはちみつで味付けして飲むことができます。また、炒め物やスープ、サラダドレッシングにも利用できます。メリーランド大学医学センターは、成人の1日摂取上限を4g、2歳未満の子どもは使用しないこと、子どもは成人の1/3以下にとどめるよう推奨しています。過剰摂取は下痢や胸焼け、腹痛を引き起こすことがあります。

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