前立腺肥大(BPH)に効く自然療法

前立腺肥大(BPH)は、男性の加齢に伴う一般的な症状とされていますが、自然由来のサプリメントで症状を緩和できることが研究で示されています。本稿では、科学的根拠のある自然治療法を3つ紹介します。

ソーパルメット(Saw Palmetto)

米国産の小型ヤシの熟したベリーから抽出されるソーパルメットは、ジヒドロテストステロン(DHT)の生成を抑制し、エストロゲン濃度も低下させます。ある臨床試験では、ソーパルメットを服用した被験者の症状改善は、処方薬のタムスロシンやフィナステリドと同等、あるいはそれ以上でした。

処方箋は不要で副作用も少なく、費用面でも処方薬よりはるかに安価です。ただし使用前には医師に相談してください。

パイゲウム・アフリカヌム(Pygeum Africanum)

アフリカプラムの樹皮エキスは、18件の臨床試験で有効性が確認されています。ソーパルメットと同様にDHTレベルを低下させ、尿流量の改善に強い効果が見られました。パイゲウムを使用した患者は、残尿量が減少することが報告されています。

セルニルトンとベータシトステロール(Cernilton & Beta‑Sitosterol)

セルニルトンはライグラス花粉から抽出された成分で、ヒドロキシ酸を含み前立腺細胞の増殖を抑えると考えられています。研究はまだ結論に至っていませんが、炎症を引き起こすホルモンの阻害にも関与している可能性があります。

ベータシトステロールは、米・トウモロコシ・大豆・ピーナッツなどの穀物や豆類に含まれる天然ステロールです。服用者は排尿欲求の減少を報告しており、コレステロール低下と抗炎症作用がBPH症状の緩和につながると推測されています。

いずれのサプリメントも、医師の診断・指導のもとで使用することが重要です。

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