帯状疱疹に対するハーブ代替療法
帯状疱疹はヘルペスウイルスが原因で、体の片側に帯状の発疹が現れます。神経が腫れ炎症を起こすため、強い痛みを伴うことがあります。症状が疑われる場合は、できるだけ早く医師の診察を受けてください。
以下に紹介するハーブは、外用・内服のいずれかで使用することで、痛みや炎症の緩和が期待できます。ただし、使用前に必ず医療従事者に相談してください。
レモンバーム(Melissa officinalis)
ハーブ学者James A. Duke博士によれば、レモンバームは帯状疱疹の原因ウイルスに有効とされています。乾燥葉2小さじを沸騰した湯1カップに入れ、5〜10分抽出します。1日3〜5杯飲むとともに、綿球で患部に直接塗布します。
カイエンペッパー(Capsicum spp.)
カプサイシンは血行促進と神経痛ブロック作用があります。赤唐辛子粉を白色の保湿クリームに混ぜてピンク色にし、患部に塗ります(目の周囲は除く)。使用後は手を十分に洗ってください。
バイカルスカルカップ(Scutellaria baicalensis)
抗ウイルス・抗炎症作用があり、発疹の改善と痛みの軽減が期待できます。根を3g程度砕き、水でペースト状にして1日1〜3回患部に塗ります。妊娠中・授乳中の使用は避けてください。
中国当帰(Angelica sinensis)
血行促進と抗菌作用があり、帯状疱疹の治癒を助けます。粉末根1〜3小さじを沸騰した湯に入れ、ティーまたはチンキとして飲用します。妊娠中や下痢がある場合は医師に相談してください。※他種のアンジェリカとは異なる点に注意。
リコリス(Glycyrrhiza glabra)
抗炎症・免疫増強・抗ウイルス成分が含まれ、痛みとウイルスの重症度を低減します。乾燥根1小さじを沸騰した湯1カップに入れ、10分抽出し、1日1〜3杯飲みます。濃い抽出液は外用にも利用できますが、肝臓・腎臓疾患、高血圧、妊娠中の方は医師に相談してください。
パッションフラワー(Passiflora incarnata)
軽度の鎮静作用と鎮痛作用があり、帯状疱疹後神経痛に有効です。乾燥葉1〜3小さじ(4〜8g)をティーまたはチンキにして1日摂取します。過剰摂取は抑うつを引き起こす可能性があるため、推奨量を守ってください。
注意事項
ハーブ療法を始める前に必ず医療従事者に相談し、妊娠中・授乳中・持病がある場合は特に注意してください。
