アルコール渇望を減らすハーブ療法

アルコール依存症は、渇望、制御不能、身体的依存、耐性といった症状を伴う進行性の疾患です。離脱症状は経験豊富な医師の指導のもとで行うのが最善ですが、ハーブは渇望を抑え、離脱症状の軽減に役立つことがあります。

葛(くず)

使用法と用量

葛は日本と中国原産のつる性植物で、古くから二日酔いの緩和や飲酒量の抑制に利用されてきました。副作用はほとんど報告されておらず、一般的な用量は根粉末を1日3回、30〜150 mgです。

研究結果

米国で行われた研究は結果がまちまちです。ある研究では、葛を摂取した群は対照群に比べて飲酒量が約半減したと報告されました。一方、別の研究では慢性アルコール依存者が葛を摂取しても渇望に顕著な変化は見られませんでした。

セントジョーンズワート

使用法と用量

セントジョーンズワートは軽度から中等度のうつ症状に有効とされるハーブです。最近の研究では、アルコール渇望の軽減にも効果が期待できると示唆されています。用量は1日200〜1000 mgが目安です。ただし、光感受性が高まり、特定の薬剤と相互作用する可能性があるため注意が必要です。

ミルクシスルとタンポポ

使用法と用量

ミルクシスルは肝機能の回復を助けるとされ、1日420〜600 mgの抽出物が推奨されます。タンポポは肝臓の健康を支え、アルコール離脱時の症状緩和に役立つとされています。タンポポは乾燥根を1日2〜8 g、または1オンスの乾燥葉を沸騰した水に入れてティーとして飲む方法があります。

注意点

特定の持病がある方や、他の薬を服用中の方はハーブの使用に注意が必要です。ハーブは副作用や薬剤との相互作用を起こすことがあります。使用開始前に必ず医師に相談してください。

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