ホリスティックな前立腺肥大(BPH)治療法

前立腺肥大(BPH)は、がんではないものの前立腺が肥大し、排尿障害などの症状を引き起こす状態です。一般的な薬物治療としては、プロスカー(フィナステリド)、カルデュラ(ドキサゾシン)、ミニプレス(ミドドリン)、ハイトリン(ヒドロクロロチアジド)などがありますが、副作用が問題になることもあります。そのため、自然由来のホリスティック療法を選択する男性が増えています。

コロンビア大学のホリスティック泌尿器学部門によると、ホリスティックなBPH治療に有効とされる代表的なハーブは、ホウズキ(Saw Palmetto)、レッドクローバー、ベータシトステロール、ピゲウム(Pygeum africanum)です。

ホウズキ(Saw Palmetto)

ホウズキの学名はSerenoa repensで、使用部位は実です。臨床試験では、ホウズキが炎症を抑え、肥大した前立腺のサイズを縮小させることが示されています。また、排尿回数の増加によって前立腺を「洗浄」し、尿路の抗菌作用も期待できます。ハーブ療法ですが、使用前に医師と相談することが推奨されます。

ピゲウム(Pygeum africanum)

アフリカ原産の常緑樹であるピゲウムの樹皮は、泌尿器系の炎症を抑える効果があり、前立腺肥大の自然治療として広く利用されています。臨床試験でも、ピゲウム樹皮エキスが前立腺症状の改善に有効であることが報告されています。

ベータシトステロール

ベータシトステロールは合成化合物ではなく、ほとんどすべての植物に含まれる天然ステロールです。欧州の医師が処方し、現在は北米でも人気が高まっています。研究によれば、ベータシトステロールは前立腺の肥大を抑え、下部尿路症状の緩和に役立ちます。大豆、トウモロコシ油、米、そして小麦ふすまに高濃度で含まれています。

レッドクローバー

レッドクローバーは一般的なクローバーの一種で、鮮やかな赤い花が特徴です。Aaron Katz医学博士が『Journal of Alternative and Complementary Medicine』に掲載した記事によると、レッドクローバー抽出物に含まれるイソフラボンがBPHの典型的な症状を緩和する科学的根拠があります。特に、Trinovinというサプリメントに含まれる4種類のイソフラボンが有効とされています。

これらのハーブは単独でも効果が期待できますが、症状や体質に応じて組み合わせて使用することも可能です。必ず医師と相談し、適切な用量と使用期間を守りましょう。

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