プロラセラピーの治療効果と歴史

手法

患部の損傷や弱点を特定した後、プロラセラピストはデキストロース(ブドウ糖)溶液を靭帯や腱の骨付着部に注射します。この注射は局所的な炎症反応を引き起こし、血流と栄養分の供給が増加して組織の自然治癒を促進します。

通常、数週間にわたって複数回の施術が推奨されますが、保険適用外となるケースが多く、費用は自己負担となります。

研究結果

2003年にカンザス大学医学部の生物統計学部が実施した研究では、変形性膝関節症患者(前十字靭帯の緩みがある/ない)にデキストロースプロラセラピーを施した結果、痛み、腫れ、関節屈曲、関節緩みといった指標が統計的に有意に改善したと報告されています(誌《Alternative Therapies》)。

歴史

「プロラ(prolo)」はラテン語で「増殖する」を意味し、ジョージ・S・ハケット医師がこの治療法を命名しました。彼は「新しい線維組織と骨細胞の生成を刺激し、靭帯と骨の接合部を強化して関節の安定性を高め、障害を永久に除去する」ことを目指したと述べています。

AltMD.comによれば、古代ギリシアのヒポクラテスが負傷した兵士に対し、熱した金属棒を関節に挿入して炎症を起こすという手法を用いたことが、プロラセラピーの起源と考えられています。

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