坐浴(シッツバス)のやり方と効果
坐浴(シッツバス)とは、臀部・会陰部・下腹部を水に浸す入浴法です。温熱・冷却・常温・交互に行うことで、骨盤内臓器の血行改善や痙攣緩和など様々な効果が期待できます。
主な効果と対象症状
- 温坐浴:直腸、膣、子宮、精巣の痙攣緩和
- 冷坐浴:前立腺肥大、便秘、子宮・膀胱・直腸脱の改善
- 常温坐浴:膀胱炎の痛みや肛門・外陰部のかゆみ緩和
- 交互坐浴:膣感染症、慢性尿路感染症、骨盤うっ血、骨盤炎症性疾患、痔核、裂肛、前立腺炎、便秘、産後痛、神経痛、不眠など
必要なもの
- 座れる大きさの洗面槽(2つ)
- タオル(床用と体を覆う用)
- 浴槽用温度計
- 温水
- 冷水
手順
- 洗面槽の底にタオルを敷き、前後にもタオルを掛けて肌を保護します。
- 一方の槽に温水(約106〜110°F/41〜43℃)を、へその上半インチ程度の高さまで入れます。もう一方に冷水(55〜75°F/13〜24℃)を、へその下半インチ程度の高さまで入れます。温水は熱すぎず、痛みがないことを確認してください。
- 温水槽に2〜5分間座ります。
- 続いて冷水槽に30〜60秒間座ります。
- この「温→冷」のサイクルを計3回繰り返します。必ず温浴で始め、最後は冷浴で終えます。
- 全身をしっかりと乾かします。
- 症状や目的に応じて、1日数回から週数回の頻度で実施します。必ず医師または認定自然療法医に相談し、適切な診断と指導を受けてください。
