C3〜C5の後部骨棘とは?

後部骨棘(C3〜C5)とは

頸椎の第3椎骨から第5椎骨(C3〜C5)の後方に形成される骨の隆起、すなわち骨棘のことです。骨棘は椎体の縁や関節突起に異常に増殖した骨で、脊髄や神経根が通る脊柱管や椎間孔に向かって突出することがあります。

主な原因

変形性関節症(頸椎変形性関節症)などの加齢性変性疾患が最も一般的です。軟骨がすり減り、椎骨同士が摩擦し合うことで骨棘が形成されます。外傷、脊柱管狭窄症、特定の炎症性疾患(例:強直性脊椎炎)も原因となります。

症状

骨棘の大きさや位置により症状は異なりますが、以下のような症状が現れることがあります。

  • 首の痛みやこり
  • 肩・腕・手への放散痛
  • 頭痛
  • 嚥下困難(飲み込みにくさ)
  • 声がかすれる
  • 腕や手の筋力低下
  • しびれやチクチク感

骨棘が脊髄や神経根を圧迫すると、筋力低下や麻痺、感覚障害といった神経症状が出ることがあります。

診断

診断は問診・身体検査に加えて、画像検査で行います。X線、CT、MRI などで骨棘の有無・位置・程度を評価します。

治療

軽症の場合は保存的療法が中心です。鎮痛薬、理学療法、姿勢指導や生活習慣の改善で症状を緩和します。症状が重い、または神経圧迫が認められる場合は、外科的に骨棘を除去し、脊髄や神経根の圧迫を解除する手術が検討されます。

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