小児・小体格者向け四肢の練りマッサージテクニック
マッサージは身体的・心理的に多くの効果があります。ストレス軽減、筋肉の緩和、痛みやこりの緩和、血流改善、血圧低下などが期待できます。練りマッサージはパンをこねるような動きで、表層的なものから深層的なものまで様々な手法がありますが、小さな体格の人の四肢には表層的な練りマッサージのみが推奨されます。
小児マッサージ
健常児はもちろん、発達障害や病気を抱える子どもにもマッサージは有効です。早産児はマッサージにより体重増加や反応性が向上し、心理的な問題を抱える子どもは不安やうつ症状が軽減されます。四肢が小さいため、深い圧迫は避け、指先の腹部で軽くつまむように行う「デジタル練り」を用います。
ペトリッサージ(練り)
筋肉を骨から持ち上げて握り、圧迫して離すという動作です。小さな筋肉は掴みやすく、30〜90回/分のリズムで行います。圧の強さはクライアントの許容度に合わせて調整します。
ローリング(転がし)
どのサイズの四肢にも適用できる技法です。手のひらを開き、手首や足首から筋肉を骨に押し付けながら上下に滑らせます。反対側の手は逆方向に同時に動かし、1分間に200〜400回の高速で行います。圧は個々の耐性に合わせて変えます。
ねじり(ワリング)
タオルを絞るように、両手で筋肉をつかみ親指を向かい合わせて握ります。手首を前後に交互にねじりながら圧迫し、1分間に4〜6回のゆっくりしたリズムで行います。毎分ごとに握る位置を少しずつずらし、圧はクライアントの感覚に合わせます。
