カプサイシンによる熱さを和らげる方法
概要
カプサイシンは唐辛子の辛さの元となる化合物で、口や喉の痛覚受容体に結合します。少量で食事に刺激的な旨味を加え、エンドルフィンの分泌を促して幸福感をもたらしますが、大量になると刺激が強くなり、涙や唾液、汗が出るほどの痛みを引き起こします。過剰なカプサイシンに晒されたときに、症状を和らげる方法をご紹介します。
必要なもの
- 乳製品(牛乳、ヨーグルト、チーズなど)
- 油(植物油、オリーブオイルなど)
- 脂肪分の多い食べ物
- アルコール(ビール、ウイスキーなど)
- 氷水
対処手順
乳製品を飲むか、油で口内をすすぐ。牛乳に含まれるカゼインはカプサイシンを溶解し、油脂は受容体への接触を防ぎます。口以外の部位に付着した場合は、植物油や乳製品で患部を浸すと効果的です(1987 年のニューメキシコ州毒物情報センターの研究参照)。
アルコールで洗い流す。ビールのアルコール度数は低いため効果は限定的ですが、ウイスキーなどの強いアルコールでうがいしたり、エタノール溶液で皮膚を拭くとカプサイシンを除去しやすくなります。
氷水で冷やす。カプサイシンは水に溶けませんが、冷却により炎症や腫れを抑えることができます。曝露後1時間以内に患部を冷水に浸すと一時的に痛みが和らぎますが、温度が戻ると再び痛みが出ます。
