サウナの利点
サウナはフィンランド式が起源で、現在ではリゾートやスパ、住宅でも広く楽しまれています。ハーバード・ヘルス・パブリケーションによれば、サウナの乾燥した熱(最高185°F=85°C)により皮膚温度は数分で約104°F(40°C)に上昇し、短時間で約0.5リットルの汗が出ます。この熱と発汗は、リラクゼーション、デトックス、血流促進など多くの健康効果をもたらします。
リラクゼーション
サウナはストレス管理に有効なリラクゼーション手段として古くから利用されています。高温と乾燥した空気が筋肉の緊張を緩和し、深く楽な呼吸を可能にします。喘息やアレルギーの症状緩和にも寄与し、心身ともにリラックスできる環境を提供します。
デトックス
サウナの熱と乾燥した空気は大量の発汗を促し、毛穴を開くだけでなく体内に蓄積された毒素の排出を助けます。Dr. Zane R. Gard の研究では、200人のサウナ療法参加者の血液検査で肝酵素の上昇や血糖、コレステロール、トリグリセリドの低下が見られ、デトックス効果が確認されています。
血行促進
サウナの熱は代謝を高め、心拍数を上昇させます。その結果、血液が皮膚へと多く流れ、毒素が汗として排出されます。全身の循環が改善されるため、糖尿病や末梢動脈疾患などで血流が悪い人にも、血管の柔軟性向上や末梢への血流増加が期待できます。
注意点
サウナは万人向けではありません。Harvard Men's Health Watch の Dr. Harvey Simon は以下の注意を推奨しています。
- アルコールや発汗を妨げる薬剤はサウナ前後に摂取しない。
- 入浴時間は15〜20分以内にとどめ、終了後は徐々に体温を下げる。
- サウナ後は冷たい水を2〜4杯飲んで水分補給する。
- 体調が優れないときはサウナを避け、途中で気分が悪くなったらすぐに退出する。
