高酸性ダイエットと体内pHバランス

体内pHレベルと健康リスク

体のpHは0〜14のスケールで測定され、数値が高いほどアルカリ性、低いほど酸性を示します。実際には酸性とアルカリ性のイオンバランスのことです。健康な成人の体内pHは概ね6.0〜7.5の範囲に保たれています。

高酸性の食事を続けると、加齢に伴う筋肉減少、腎結石、骨粗鬆症、自己免疫疾患、さらにはがんのリスクが高まります。酸性が強くなると、体は必須ミネラルや栄養素を失いやすく、酵素不足も示唆されます。特に年齢が上がるほどpHバランスの維持が重要になります。

酸性食品とアルカリ性食品

代表的な酸性食品は、牛肉、七面鳥、魚、豚肉などの動物性タンパク質や、米、小麦、トウモロコシ、オート麦といった穀類です。また、乳製品(牛乳、チーズ、バター)、一部のナッツ(カシューナッツ、ピーナッツ、ペカン、クルミ)、パスタ、ジャガイモ、豆類、エンドウ豆、クランベリー、植物油(キャノーラ油、コーン油、亜麻油、オリーブ油)やアルコール飲料も酸性に分類されます。

一方、アルカリ性食品は生野菜、冷凍・缶詰の野菜、果物が中心です。その他、卵、サツマイモ、鶏胸肉、キビ、カッテージチーズ、アーモンドや大部分のナッツ、ヨーグルト、ホエイプロテイン、シナモン・ショウガ・マスタードなどの香辛料、ハーブ類、リンゴ酢、野菜ジュース、甘味料のステビアなどもアルカリ性が高いとされています。

食事のバランスの取り方

酸性食品とアルカリ性食品を意識的に組み合わせ、食事全体のバランスを取ることが大切です。野菜や果物の摂取が不足すると、体内は酸性に傾きやすくなります。健康推進者の中には、食事全体の75%をアルカリ性食品、25%を酸性食品にすることが理想的だと提案する人もいます。自宅で簡易pHテスト紙を使って定期的に体内pHをチェックするのも有効です。

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