気圧が人体に与える影響とは?
長年にわたり、気圧が人体に与える影響は研究されてきましたが、意見は分かれています。関節痛や頭痛が気圧の変化と関係があるとする逸話は多数あります。関節炎の患者や高齢者は、雨が降る前に関節が痛むと感じることが多く、偏頭痛や頭痛を抱える人も気圧が下がると症状が悪化すると訴えます。いくつかの研究は痛みの増加と気圧低下の関連性を示しており、多くの整形外科医もその関係を認めています。
痛みと気圧の関係
研究例
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2003年に日本で行われた実験では、足に炎症を起こしたラットを用いて、気圧が低下したチャンバーと通常気圧の環境で比較しました。低気圧にさらされたラットは足に外部的な痛みのサインを示しました(Chan)。この結果は、気圧が下がると組織が膨張し、関節周囲の神経が刺激されて痛みが生じる可能性を示唆しています。
偏頭痛と副鼻腔頭痛
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気圧の変化は特に副鼻腔頭痛に影響を与えます。飛行機や嵐の前などで気圧が変わると、鼻腔や耳の中のガス圧が外部の空気圧と異なり、圧力を均等にしようとして顔や耳に痛みが生じます。慢性副鼻腔炎や風邪で鼻腔が詰まっている人は、ガスが閉じ込められ均等化できず症状が悪化しやすいです。一方、偏頭痛患者が嵐の際に症状が悪化すると訴えるケースもありますが、これを裏付ける十分な証拠はまだありません。
