催眠で乗り物酔いを克服する方法
乗り物酔いはほとんどの人が一度は経験するものです。内耳と目から送られる情報が食い違うことで脳が混乱し、吐き気やめまいが生じます。重度の場合、催眠術を用いることで症状を和らげることが可能です。
催眠による乗り物酔い克服の手順
椅子に座る、床に座って足を組むなど、体がリラックスできる姿勢を取ります。
リズミカルに呼吸します。10秒で吸い、10秒で吐く(必要に応じて短くしても構いません)。この呼吸は瞑想に似ていますが、呼吸リズムが整った後に催眠暗示を行う点が異なります。
心を集中させ、何らかの暗示を掛けます。暗示の内容は重要ではなく、脳波を「チューニング」し、感覚情報を同期させることが目的です。感覚が一致すれば、乗り物酔いは自然に収まります。
必要に応じて、催眠中に使用した暗示を思い出すことで状態を再現します。暗示を覚えておくことで、酔いが再発した際にすぐに催眠状態を呼び起こせます。
催眠を行った状況を記憶し、再び同じ条件で催眠状態に入りやすく訓練します。これはロシアの生理学者イワン・パブロフにちなんだ「条件反射」の応用で、特定の刺激(音や光、触覚)に対して自動的に催眠状態が誘導されるようになります。
