尿路感染症の自然療法
尿路感染症とは?
尿路感染症(UTI)は、膀胱、腎臓、尿管、尿道など尿路系のどこかで起こる細菌感染です。放置すると腎臓へ広がり、入院が必要になることもあります。
尿路感染症の主な症状は?
典型的な症状は以下の通りです。
- 排尿時の灼熱感や痛み
- 頻尿(尿量が少なくなることが多い)
- 尿が濁る、悪臭がする、血尿が出る
重症化のサイン
腹部の圧迫感や痛み、発熱、吐き気・嘔吐が伴う場合は、感染が腎臓にまで及んでいる可能性があります。直ちに医療機関を受診してください。
自然療法での治療:クランベリー
初期のUTIには、比較的安価で手軽に取り入れられる自然療法があります。その代表がクランベリーです。クランベリーに含まれる成分は、腸内大腸菌(E. coli)が膀胱壁に付着するのを阻害すると考えられています。
目安としては、1日10オンス(約300 ml)のクランベリージュースを飲むか、400 mgのカプセルを2粒摂取すると効果が期待できます。継続的に摂取することで、UTIの頻度が減少したり、完全に予防できる場合があります。
ブルーベリーとゴールデンシール(Goldenseal)の代替案
ブルーベリーもクランベリーと同様に、膀胱粘膜への細菌付着を抑える働きが期待されています。また、ハーブのゴールデンシールは、ベンゾアルカロイドのベルベリンを含み、抗菌作用が報告されています。臨床研究は不足していますが、自然療法の一つとして利用されています。
日常生活でできる自然な対処法
UTIの症状緩和や予防に役立つ生活習慣をいくつか紹介します。
- 解熱鎮痛剤(例:アセトアミノフェン、イブプロフェン)で痛みを和らげる
- 石鹸や泡の入っていないぬるめの入浴、または温かいシャワーで膀胱周辺をリラックスさせる
- 1日8杯以上の水分を摂取し、尿を十分に排出させる
- 腹部に温めたホットパックや湯たんぽを当てて痛みを緩和する
- 高糖分の食品を控え、プロバイオティクス入りのヨーグルトを摂取する
- 綿素材の下着を選び、タイトな服装や香料付き製品の使用を避ける
- 新鮮な果物・野菜を多く取り入れ、ビタミンCを1日1粒(製品指示に従う)摂取する
