顔面麻痺のリハビリ体操

脳卒中や脳腫瘍、炎症性の顔面神経麻痺(ベル麻痺)などが原因で起こる顔面麻痺は、数時間から数日続き、放置すると永久的な変形を招く恐れがあります。そこで、損傷した神経を刺激し、回復を促すための専用エクササイズが提案されています。

マッサージ

  • 円を描くように顔全体を優しくマッサージし、口元から耳側へ皮膚を伸ばすようにすると、神経の刺激に効果的です。

    額に氷のキューブや電動歯ブラシの背面を当てて軽くこするのもおすすめです。

    顎はリラックスさせ、口をゆっくり開けます。頬の内側に指や親指を入れ、頬筋を軽く揉むとさらに効果が高まります。

無音・有声エクササイズ

  • 無音でできる音声練習として、笑顔を作りながら「イー」の音を出す、唇をすぼめて「ウー」の音をイメージする、舌を下の歯の裏に当てて「アー」の音を出す、といった動作が有効です。

    また、文章を読み上げたり会話したりしながら、言葉をはっきり発音することも顔の自然な動きを取り戻す助けになります。

エクササイズのタイミングと場所

  • 回復には個人差がありますが、専門家は1日2〜3回の実施を推奨しています。回数よりも、正しいフォームで行うことを重視してください。

    鏡の前で練習すると、左右の顔の動きのバランスを確認しやすくなります。左右の進行度合いを比較し、均等に鍛えることが重要です。

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