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初心者のための気功基本動作

気(Qi)とは

気はすべての生物に宿る自然のエネルギーとされ、地球全体にも流れていると考えられます。バランスが崩れると、体の不調や病気の原因になることがあります。気功や中医学の目的は、この気の流れを整え、調整することです。

気功とは

気功は先史時代から中国で行われてきた、意識的な動作と呼吸で気を集め、集中させ、操作する体系です。西洋では武術(功夫)とは別物と見なされがちですが、実は功夫は気功の一派です。気功は治癒目的(例:太極拳)でも、実戦的な格闘技(様々な功夫)でも用いられます。

八段錦(はちだんきん)

初心者が最初に学ぶ基本動作は「八段錦」と呼ばれます。八は中国で吉数とされ、八つの動きはコンパスの八方位に対応しています。主な動作は次の通りです。

  • 天地同寿(両手で天を押す)
  • 弓矢射出(弓を引き矢を放つ)
  • 天地分離
  • 賢鴞背望(賢いフクロウが後ろを見る)
  • 怒目拳打
  • 足先跳躍
  • 大熊回転
  • 足先触れて背屈

八段錦の起源ははっきりしていませんが、最初に記録されたのは宋代(約1150年)の『道史』です。その後、百科事典や軍事書、文学作品などで度々取り上げられています。

八段錦の具体例

できるだけ師範や指導者の下で学ぶのが望ましいですが、映像教材でも練習できます。その際は全身鏡を用いて姿勢や動きを確認すると良いでしょう。

天地同寿(両手で天を押す)

足を肩幅に開き、手は体側に下ろす。手のひらを上に向けながら前方へ上げ、息を吸いながら頭上まで持ち上げます。手が顔の前を通過したら手のひらを上向きに回転させ、頭上で押すイメージです。必要に応じてかかとを上げても構いません。息を吐きながら逆の動作で手を下ろします。

足先触れて背屈(足先を触れ、背中を反る)

足は肩幅よりやや広く開き、リラックスした姿勢で立ちます。腕を上げながら息を吸い、体を後方に反らせます。その後、足先に向かって前屈し、足は伸ばしたままです。背屈から前屈への移行は息を吐きながら行います。

これらの動作を繰り返すことで、全身の気の流れが整い、心身の健康が促進されます。

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