ダニとチガーの違い
外観
チガーは肉眼ではほとんど見えないほど小さく、直径は1/150インチ未満です。赤色ですが、宿主に吸血すると黄色く変わります。ダニはチガーより大きく、成虫は長さが1/16~1/4インチです。血を吸うと体が膨らみ、雌は最大で3/8インチにまで伸びます。色は赤、青、銀、黒、茶色など様々です。幼虫期は6本足ですが、成虫になると8本足になります。
食性と摂食
ダニは人や鹿、鳥、ネズミ、牛、馬、トカゲなどの血液を吸います。体の先端にあるハイポストームという棒状の口器で血を吸い取ります。一方チガーは血液を吸わず、液化した組織を摂取します。主に爬虫類や鳥を好みますが、人にも付着します。チガーの摂食管はスタイロストームと呼ばれ、口器ではなく唾液中の酵素で皮膚細胞を溶かし、硬化した管を作って組織を吸い取ります。チガーは幼虫期だけ宿主から摂食し、成虫になると植物食性になります。
除去方法
チガーは温かい石鹸水で簡単に洗い流せます。屋外から帰ったらすぐに入浴すれば、吸血前後に除去できます。吸血中のチガーはタオルでこすれば取れますし、宿主が無意識に擦り落とすこともあります。ダニは慎重に除去する必要があります。つまんだり潰したりすると体液が注入される恐れがあります。ピンセットや先が丸い鋭利でないはさみで、根元を軽くつまみ、ねじらずにまっすぐ引き抜きます。除去後は患部を洗浄し、消毒して絆創膏で覆いましょう。
疾病と反応
ダニの刺咬はライム病やロッキー山斑点熱などの感染症を媒介します。高熱、筋肉痛、頭痛、発疹などの症状が現れます。ダニに刺されたら速やかに医療機関を受診してください。
北米のチガーは感染症を媒介しないとされていますが、刺咬部位に赤くかゆい膨疹ができます。かゆみは強く、刺咬後1〜2日でピークに達します。掻きむしると二次感染のリスクがあります。
