凍傷で指を失うことはありますか?
凍傷と指の切断リスク
凍傷は、適切かつ迅速に治療しないと指を失う原因になることがあります。組織が凍結すると、細胞内に氷結晶が形成され、細胞膜や血管が損傷します。この損傷により血流が阻害され、組織壊死(ネクロシス)が進行します。重度の凍傷や治療が遅れると、壊死した組織を切除しなければ、感染やさらに広がる壊死を防げません。
治療の基本
凍傷の初期治療は、患部をゆっくりと温めることです。急激な加熱は追加の損傷を招くため、ぬるま湯(約37〜40℃)に数分間浸すか、温かい布で覆うなど、段階的に温度を上げます。
外科的処置が必要な場合
壊死した組織が広範囲に及んでいる場合や血管の損傷が深刻な場合は、外科手術で壊死組織の除去や血管修復が行われます。必要に応じて、感染拡大を防ぐために指の切断が検討されます。
早期の適切な処置が指の保存につながりますので、凍傷が疑われたら速やかに医療機関を受診してください。
