膀胱がんにおける放射線治療の概要
内部放射線療法(ブラキセラピー)
内部放射線療法はブラキセラピーとも呼ばれ、放射性シードを膀胱内に直接埋め込む方法です。通常、入院が必要で、放射線被ばくを防ぐため来訪者との接触は制限されます。内部放射線は外部放射線と併用されることがあります。放射線はがん細胞の増殖を止め、死滅させます。正常細胞も損傷しますが、時間とともに修復されます。
外部放射線療法
外部放射線療法は、特に化学療法と組み合わせて行われることが多いです。X線装置に似た機械で、膀胱がんの部位に正確に放射線ビームを照射します。これにより周囲の健康な組織へのダメージを最小限に抑えられます。外来で受けられ、通常は週5日、1日1回、最大7週間続けます。
治療の組み合わせ
放射線療法は他のがん治療と組み合わせて行われます。膀胱の一部を切除する手術、免疫療法(生物学的療法)、化学療法などが併用されます。化学療法は経口、静脈注射、膀胱内投与のいずれかで行われます。進行がんや再発がんでは、これらの治療を組み合わせることで効果が高まります。
副作用
放射線治療の副作用は個人差がありますが、通常は軽度です。下痢、腹痛、吐き気、排尿回数の増加などが報告されています。多くは治療終了後に自然に改善します。
注意点
放射線治療中は日光浴に注意し、照射部位の皮膚を保護してください。やさしい石鹸と水で皮膚を洗い、医師の指示がない限り温熱パックや冷却パックは使用しないでください。サプリメントやハーブを使用している場合は必ず医師に相談し、相互作用を防ぎましょう。栄養バランスの取れた食事を心がけ、食欲不振や吐き気が続く場合は栄養士のサポートを受けるよう医師に伝えてください。
