がん治療中の蜂巣炎
蜂巣炎(セルライト)は、皮膚の深部(真皮と皮下脂肪)に起こる非感染性の炎症です。患部は赤く腫れ、圧痛があり、低熱やリンパ節の腫れを伴うことがあります。全身どこにでも起こりますが、特に脚や腕に多いです。
原因
- 主に細菌感染が原因で、代表的な菌は溶血性連鎖球菌(Streptococcus)と黄色ブドウ球菌(Staphylococcus)です。皮膚に傷や咬傷、異物があると菌が侵入しやすくなります。
リスク要因
- 免疫機能が低下している方は蜂巣炎を起こしやすいです。血行障害やリンパドレナージ障害、リンパ浮腫などがある患者、特にがん治療後の患者は注意が必要です。
症状
- 患部が赤く腫れ、熱感・圧痛を伴います。症状は小さな範囲から広がり、発熱、リンパ節腫脹、食欲不振、倦怠感など全身症状が現れることがあります。
治療
- 抗生物質による治療が基本です。壊死組織の除去や膿瘍のドレナージが必要な場合は外科的処置を行います。
予防
- がん治療中・治療後は皮膚を清潔に保ち、軽度の外傷でもすぐに洗浄し、抗菌軟膏を塗布します。症状が悪化したら速やかに医療機関を受診してください。
