抗血管新生薬の副作用とは
抗血管新生薬(血管新生阻害薬)は、がん細胞に栄養を供給する新しい血管の形成を抑制し、腫瘍の成長を阻止します。以下に主な副作用と注意点をまとめました。
抗血管新生薬の特徴
抗血管新生薬は化学療法薬とは異なり、正常細胞へのダメージが少なく、副作用も比較的軽度です。
免疫系への影響
最大の副作用は免疫機能の低下で、感染症リスクが高まります。また、免疫低下により創傷治癒が遅れることがあります。
出血リスク
多くの抗血管新生薬は消化管の内部出血や潰瘍を引き起こす可能性があります。致命的では稀ですが、既往歴がある患者は注意が必要です。
血圧上昇
一部の薬剤は血圧を上昇させます。降圧薬で管理可能ですが、心疾患や高血圧の既往がある場合は使用が制限されることがあります。
手術との関係
手術前後数週間は抗血管新生薬の投与を中止し、創傷治癒を確保します。
妊娠への影響
妊娠中または妊娠を希望する女性は使用を避けるべきです。胎児への影響が懸念されます。
