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肺がんの治療法と予後

肺がんの予後は、がんのステージや組織型、転移の有無、そして選択された治療法によって大きく左右されます。ステージが進行し転移がある場合は、手術だけでなく放射線療法や化学療法、緩和ケアを組み合わせた多角的治療が行われます。

がんのステージ分類

腫瘍の大きさや体内への広がりを示す指標で、ステージ1は肺内に限局した腫瘍、ステージ4は複数部位へ転移した状態を指します。

ステージ1

  • 肺の一部を切除する手術(部分切除)が主に行われ、5年生存率は約40%です。

ステージ2

  • 肺葉切除や全肺摘出が行われ、治療後2年生存率は約50%です。

ステージ3a

  • 腫瘍が局所的に転移しているため、手術に加えて放射線療法や化学療法が併用されます。治療後の中央値生存期間は約15か月で、生存率は約50%です。

ステージ3b

  • 手術適応外とされ、化学療法と放射線療法の併用が中心です。生存期間の中央値は約12か月、50%がこの期間を超えて生存します。

ステージ4(再発)

  • 根治的治療は困難ですが、症状緩和を目的とした化学療法が行われます。治療後の中央値生存期間は約8か月で、約50%がこの期間生存します。

緩和ケア(コンフォートケア)

  • 疼痛管理や栄養サポートなど、生活の質を向上させる対症療法が中心です。緩和ケアのみの場合でも、平均で約8か月の生存が期待されます。

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