光線力学療法(PDT)の副作用と対策ガイド
光線力学療法(Photodynamic Therapy、PDT)は、肺がんや食道がんの患者に対する新しい治療法です。治療は、光感受性薬剤「フォトフリン®」を注射し、その後にレーザー光を照射することで、がん細胞を化学的に破壊します。しかし、治療に伴いさまざまな副作用が生じることがあります。治療を受ける前に、主な副作用とその対策を把握しておきましょう。
副作用と対策
光感受性薬剤投与後すぐに、自然光や明るい人工光に対する極度の光感受性が現れます。そのため、治療後4〜6週間は主に屋内で過ごす必要があります。
体温が上昇しやすくなることがあります。発熱が続く場合に備えて、解熱剤を常備しておきましょう。
まれに便秘が起こることがあります。プルーンやプルーンジュースを常備すると便利です。
腫瘍部位周辺に軽度の腫脹や炎症が生じることがあります。症状が続く場合は医師に相談し、必要に応じて薬を処方してもらいましょう(通常は1〜2日で改善)。
日光に当たると皮膚が軽く変色することがあります。数分程度の直射日光でも起こり得ますので、長時間の外出は控え、日焼け止めを使用してください。
吐き気が出ることがあります。市販の制吐薬や胃薬の使用について、医師に相談しましょう。
