ステージIII結腸癌の治療法は?
ステージIII結腸癌は、III A、III B、III C の3つの亜型に分類されます。
- III A:がんが粘膜層から粘膜下層・筋層へ浸潤し、1〜3個の局所リンパ節に転移。
- III B:がんが結腸全層に広がり、同様に1〜3個のリンパ節に転移。
- III C:がんが全層に浸潤し、4個以上のリンパ節に転移。
治療方針は亜型にかかわらず同じで、主に手術、化学療法、放射線療法の組み合わせが行われます。
治療法
手術(結腸切除術)
まずがんがある結腸部分を外科的に切除します。これを「結腸切除術(コレクトミー)」と呼びます。手術中にリンパ節も同時に摘出し、腹部や消化管周囲を確認して転移の有無を調べます。がんが高度に進行している場合は、手術後に補助的に化学療法や放射線療法を行うことがあります。
化学療法
手術後に残存がん細胞を根絶する目的で化学療法が行われます。主に以下のレジメンが使用されます。
- FOLFOX(5-FU+ロセウラリン+オキサリプラチン)
- 5-FU(フルオロウラシル)単独またはロセウラリン併用
- カペシタビン(Xeloda)
放射線療法
放射線は補助的(手術後)または新補助的(手術前)に使用されます。新補助的放射線は腫瘍を縮小させ、手術で完全切除しやすくする目的があります。また、手術が困難な患者に対しては、放射線が主たる治療となることもあります。
