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結腸がんの初期症状と早期発見のポイント

結腸がんは大腸(結腸)に発生し、ほとんどの場合、ポリープと呼ばれる小さな細胞の塊ががん化して始まります。初期段階では症状がほとんど現れないため、定期的な検査が重要です。特にリスクが高いとされる人は、積極的にスクリーニングを受けることが推奨されます。

血便

ポリープが大きくなるまでには時間がかかるため、初期のがんはほとんど自覚症状がありません。稀に見られるサインとして、便に血が混じることがありますが、痔核(いぼ痔)や肛門裂傷、他の消化器疾患でも起こり得ます。血便が継続的に見られる場合は、早めに医療機関で検査を受けましょう。

排便習慣の変化

結腸がんの初期症状として、排便習慣の変化が挙げられます。便秘が続く、または下痢が頻発する、便の形状や硬さが変わるといった症状が2週間以上続く場合は、がんの可能性も考慮すべきです。ただし、腸炎や過敏性腸症など、他の消化器疾患でも同様の変化が起こるため、注意が必要です。

腹部の痛み

腹部の持続的な痛みや痙攣感、ガスがたまりやすくなる、排便時に痛みを感じるといった症状もがんのサインです。これらの痛みは腫瘍が大きくなるまで現れにくいことが多く、進行した段階で体重減少や倦怠感、排便後に残便感が続くことがあります。

結腸がんのスクリーニング

ポリープががん化する前に検出することが最も効果的です。便潜血検査や便中DNA検査は早期発見に役立ちますが、がんがあっても見逃すことがあります。最も確実なのは大腸内視鏡検査(コロノスコピー)で、光源付きの細長いチューブを肛門から挿入し、結腸全体を直接観察します。平均リスクの人は50歳から検査が推奨されますが、リスクが高い場合はそれより早い段階で受診しましょう。

リスクを高める要因

結腸がんのリスクを高める要因は多数あります。主なものは以下の通りです。

  • 年齢:診断された人の9割が50歳以上
  • 炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病)や遺伝性疾患
  • 家族歴がある場合
  • 食事:高タンパク・高脂肪・低食物繊維の食生活
  • 運動不足・肥満・喫煙・過度の飲酒
  • 他のがんの放射線治療歴

これらの要因がある人は、定期的な検診と生活習慣の改善が重要です。

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