リンパ節の皮質肥厚の原因とは?
リンパ節の皮質が肥厚する主な原因は、B細胞やT細胞などのリンパ球が様々な刺激に応答して増殖することです。主な要因は以下の通りです。
感染症
感染が起こると、病原体に対抗するためにリンパ節内のB細胞・T細胞が急激に増加し、皮質が厚くなります。
免疫応答
抗原がリンパ節に届くと、T細胞やB細胞が活性化・分化し、皮質内へ大量に集まります。その結果、皮質が拡大します。
慢性炎症
自己免疫疾患や慢性の感染症など、持続的な炎症状態では免疫細胞が継続的に活性化・増殖し、皮質肥厚が進行します。
リンパ腫
リンパ系のがんであるリンパ腫では、悪性リンパ球が異常に増殖し、リンパ節全体が拡大し、皮質が顕著に厚くなることがあります。
ただし、皮質肥厚だけで必ずしも病的状態とは限りません。刺激に対する反応性肥大(反応性過形成)と、リンパ腫などの腫瘍性増殖は区別が必要です。正確な診断には、血液検査や画像診断などの医療評価が不可欠です。
