腸がんのサインと症状
便通の変化
腸がんの代表的な症状のひとつは、便通の変化です。6週間以上続く下痢や便秘、あるいはその両方が交互に起こることがあります。ガスがたまりやすくなることや、便に血液、膿、粘液が混じることもあります。
腸閉塞
腸内に腫瘍ができると、腸閉塞を起こすことがあります。主な症状は激しい腹痛、膨満感、便秘です。
貧血
腸がんの腫瘍は出血しやすく、慢性的な出血により赤血球が減少し、貧血を引き起こします。貧血になると、著しい倦怠感や息切れが現れます。
その他の症状
- 腹部の痛み
- 排便時の痛み
- 体重減少
- 食欲不振
- 疲労感
- 発熱
類似症状を示す疾患
上記の症状は腸がんに限らず、他の疾患でも見られます。痔核は血便や排便時の痛みを伴うことがあります。また、潰瘍性大腸炎やクローン病といった炎症性腸疾患も、同様の症状を呈します。
治療法
多くの場合、腫瘍がある腸の部分を外科的に切除します。手術後は、放射線療法や化学療法で残存癌細胞を除去し、再発を防止します。
予後
早期に症状に気付き、速やかに受診した患者は予後が良好です。腫瘍が腸壁内にとどまっている場合、完全回復率は約99%です。腸壁を越えて広がっている場合は生存率が約85%に低下し、リンパ節転移が認められると約66%にまで下がります。
