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膵臓がんのステージ別解説(後期)

膵臓がんは、診断時に進行しているケースが多く、主にステージIII・IVが「後期」とされます。本記事では、膵臓がんの分類と各ステージの特徴、治療成績について解説します。

膵臓がんとは

メドライン・プラスによると、膵臓がんは致死率の高いがんのひとつで、約80%の患者が転移が認められた状態で診断されます。主な症状は、局所的な腹部痛、黄疸、倦怠感、便の色が変わること、体重減少などです。

がんのステージ概要

膵臓がんは、腫瘍の大きさや膵臓内にとどまっているか、他部位へ転移しているかに基づき、Ⅰ〜Ⅳの4つの主要ステージ(ⅠとⅡはさらにⅠA・ⅠB、ⅡA・ⅡBに細分)に分類されます。一般に、ステージIIB以降が「後期」とみなされ、腫瘍が膵臓を超えて周辺組織や血管へ浸潤するリスクが高まります。

ステージIIB

米国がん協会(ACS)によると、ステージIIBでは腫瘍は膵臓を超えて近傍のリンパ節へ転移していますが、主要な神経や血管には及んでいません。転移が完全ではないものの、5年生存率は約6%と低いです。

ステージIII

ステージIIIでは腫瘍が膵臓を越えて周辺の神経や主要血管に浸潤しています。5年生存率は約2%に低下し、診断から5年後に生存している患者はごくわずかです(ACS)。

ステージIV

ステージIVは最も進行した状態で、がんが全身に転移し、他の臓器や骨まで侵食しています。治療が極めて困難で、5年生存率は約1%とされています(ACS)。

膵臓がんは早期発見が難しく、進行した段階での治療成績は依然として低いです。早期の症状に注意し、定期的な検診を受けることが重要です。

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