コンセルトとアデロールの投与量比較
コンセルト(メチルフェニデート)
1.1 1日あたりの投与量
コンセルトは1日1回服用します。小児はまず18 mgから開始し、効果が不十分で副作用がなければ36 mgまたは54 mgに増量します。成人は18 mgまたは36 mgで開始し、必要に応じて最大72 mgまで増量できます。増量は18 mg単位で行います。
1.2 服用のコツ
錠剤は砕かずに丸ごと飲み、コップ1杯の水やノンアルコール飲料で飲み込みます。食事の有無は問わず服用可です。小児は24時間で54 mgを超えてはならず、成人は72 mgを超えてはなりません。過剰摂取の症状には筋肉のけいれん、嘔吐、激しい不安、心拍数の上昇、錯乱、幻覚などがあります。
1.3 注意事項・副作用
コンセルトの添付文書には、薬物依存やアルコール依存歴のある患者には慎重に投与すべき旨の警告が記載されています。6歳未満の子ども、また不安障害、チック障害、緑内障のある人は使用禁止です。MAOI(モノアミン酸化酵素阻害薬)使用歴がある場合は、服用開始前に最低2週間は中止してください。小児でよく見られる副作用は上部胃痛、嘔吐、発熱、喉の痛み、鼻炎、睡眠障害、めまいです。成人では食欲減退、不眠、焦燥感、頭痛、口渇、体重減少、過剰な発汗が報告されています。
アデロール(アンフェタミン塩)
2.1 1日あたりの投与量
6歳以上の患者は1日2回または3回服用します。6歳未満の子どもは2.5 mgから開始し、年長の子どもや成人は5 mgから開始します。必要に応じて1日最大40 mgまで増量でき、増量は2.5 mgまたは5 mg単位で行います。
2.2 服用のコツ
起床後すぐに最初の錠剤を服用し、食事と一緒に取っても問題ありませんが、就寝直前の服用は避けてください。医師は定期的に薬の中止を検討し、依存リスクを低減させます。1日40 mgを超える服用は推奨されません。過剰摂取の症状は、落ち着きのなさ、呼吸急速、パニック、攻撃性、幻覚、震え、血圧の急変、嘔吐、下痢、痙攣などです。
2.3 注意事項・副作用
コンセルト同様、アデロールも依存・乱用の危険性が警告されています。また、MAOIとの併用は禁忌です。コンセルトと異なり、3歳以上の子どもにも処方可能です。ただし、動脈硬化、心血管疾患、高血圧、チック障害、または不安障害のある患者は使用できません。稀に突然死例が報告されています。一般的な副作用は心拍数増加、不眠、めまい、口渇、食欲全失、血圧上昇です。
