ADD(注意欠陥障害)への栄養対策と誤解の解消
識別
誰でも時々集中が途切れることはありますが、それが注意欠陥障害(ADD)や注意欠陥多動性障害(ADHD)と診断されるかは、注意散漫、衝動性、過活動が継続的に現れるかどうかで判断されます。
誤解
ADDは砂糖の過剰摂取や育児の問題など外的要因だけで起こるわけではありません。生物学的要因や遺伝的要素が関与していると考えられています。
考慮すべき点
砂糖が原因ではないものの、栄養の見直しで症状が改善することがあります。米国国立衛生研究所(NIH)によれば、ADHDの子どもでもごく一部が精製糖や特定の食品添加物の影響を受ける可能性があります。
栄養的な変更点
バランスの取れた食事に加えて、次のような工夫がADDの症状緩和に役立つ可能性があります。
- 有機食品を選ぶ
- オメガ3・オメガ6 脂肪酸を多く含む食品を摂取する(またはサプリメントを利用)
- マルチビタミンを摂取する
効果
上記の栄養改善により、集中力や衝動コントロールが向上することが報告されています。2000年1月号の『American Journal of Clinical Nutrition』に掲載された臨床研究では、ADHDの子どもがオメガ3・オメガ6 サプリを摂取した結果、読解力・スペリング・行動が改善したとされています。
理論・仮説
稀ではありますが、ADDとグルテン感受性の関係を検査する価値はあります。『Raise a Smarter Child by Kindergarten』の著者であるデイビッド・パールマッター博士は、グルテン感受性とADDの両方を持つ人はグルテンフリー食に切り替えることで症状が改善する可能性があると述べています。
