子どもにADHDを伝える方法

はじめに

お子さんがADHDと診断された場合、薬の投与やしつけの方法の見直し、カウンセリングなどでサポートしていると思います。学校の先生にも診断を伝えて、適切な配慮を受けられるようにしているでしょう。しかし、実際にお子さん自身にADHDについて話す時間は取れていますか?自分の体と心の働きについて理解することで、治療に積極的に関わることができます。

子どもにADHDを伝えるステップ

  1. 怖がらせる要素を先に取り除く

    子どもは病院や薬を「病気の証拠」と捉えがちです。「体が病んでいるわけではない」「注射や入院は必要ない」ことをまず安心させましょう。

  2. 責任と非難の違いを説明する

    ADHDは子どものせいではなく、誰からもうつらず、他人に伝えることもできません。髪の色や足のサイズと同じく、子どもの一部です。

    ADHDが行動のコントロールを難しくすることは認めつつ、好き勝手に振る舞う言い訳にはならないことを強調し、ルールを守るために努力が必要であること、そして親はその能力を信じていることを伝えましょう。

  3. ポジティブな言葉を使う

    「クレイジー」「ハイパー」「怠けている」などの否定的な表現は避け、前向きな言葉で話しましょう。

  4. 年齢に合った情報提供

    6歳の子どもには原因に関する理論は難しいですが、高校生ならできるだけ多くの情報を提供し、自分の生活をコントロールしやすくします。

  5. 具体的な行動例で説明する

    「他の子より活発」だけでは抽象的です。具体例を示しましょう。

    例:「数学の授業でじっと座っていられないのは、ADHDが影響しているからだね。もしコントロールできるようになれば、成績が上がり、宿題を毎晩やり直す時間が減って、遊ぶ時間が増えるよ。」

  6. 薬の必要性と正しい服用を話す

    薬を飲む理由や適切な量を毎日守る重要性を説明します。自分で服薬管理できるようになったら、他の子と共有したり、過剰に飲んだり、勝手に止めたりしないよう危険性を強調しましょう。

  7. 疑問や不安に正直に答える

    子どもの質問に率直に答え、分からないことは医師や信頼できる情報源と一緒に調べると約束します。

  8. 兄弟姉妹にも共有する

    ADHDの子どもは注意が必要になるため、兄弟が疎外感を抱くことがあります。正直に状況を共有し、理解と協力を促すことで、兄弟間の不満を減らし、良好な関係を築く手助けになります。

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