ADHDの治療薬オプション

ADHD(注意欠陥・多動性障害)は、薬物療法、心理療法、またはその併用で治療されます。以下は、ADHD治療に使用される主な薬剤の種類と特徴です。

刺激薬(Stimulants)

  • リタリン(メチルフェニデート)やアデロール(アンフェタミン)、コンサータ(長時間作用型メチルフェニデート)など、短時間作用型と長時間作用型があり、最も一般的に処方されます。

非刺激薬(Non‑stimulants)

  • ストラテラ(アトモキセチン)は、刺激薬が効果がない、または副作用が強い場合に使用されます。

抗うつ薬(Antidepressants)

  • ウェルブトリン(ブプロピオン)やエフェクサー(ベンラファキシン)は、FDAでADHD治療薬として承認されていませんが、刺激薬・非刺激薬が効果を示さない、あるいは併存する気分障害がある場合に併用されることがあります。

血圧降下薬(Blood‑pressure medications)

  • クロニジンやグアナフェシンは、正式な承認薬ではありませんが、他のADHD薬による不眠やチック症状の緩和に利用されます。

代替療法(Alternative treatments)

  • ビタミン・ミネラル補給、ハーブサプリメント、グリコ栄養素などがADHD改善に役立つとする報告がありますが、現時点で有意なエビデンスは不足しています。

治療薬の選択は、患者さんの症状や副作用のリスク、併存疾患を総合的に評価した上で、医師と相談しながら決定することが重要です。

ADHD(注意欠如・多動症) - 関連記事