ポビドンヨードの皮膚アレルギー反応とは?

一般的な反応

経皮的に使用されるポビドンヨードの最も一般的なアレルギー反応は皮膚刺激です。かゆみや蕁麻疹、発疹を伴うことがあります。重症例では、顔や口の腫れ、舌の腫脹、胸部の圧迫感、呼吸困難など、全身症状が現れることもあります。

アレルギー性皮膚炎

長期間・頻繁にポビドンヨードを使用した場合に起こる稀な反応がアレルギー性皮膚炎です。トルコの小児透析患者86例中2例で報告され、接触部位に湿疹様の斑点や紅斑が出現しました。症状は燃えるような痛みや刺すような感覚から始まり、水疱や皮膚プラークが形成され、他の皮膚や粘膜へ拡大することがあります。重症化すると壊死が生じることもあります。

治療法

軽度の皮膚刺激には市販の抗ヒスタミン薬で対処できます。重篤な全身反応はエピネフリン(アドレナリン)注射が必要です。アレルギー性皮膚炎の場合は、プラーク除去や角質除去を行い、経口ステロイドや抗ヒスタミン薬で炎症を抑えます。その後、生理食塩水で患部を洗浄し、通常1週間で症状が改善します。

予防策

ポビドンヨードに対するアレルギーがある人は、医療機関での治療前に必ず医療スタッフに伝えることが重要です。意識不明時のためにアレルギー警告ブレスレットを装着することも有効です。自分がアレルギーか不明な場合は、皮膚スクラッチテストで確認できます。

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