セチリジン塩酸塩とロラタジンの比較

作用機序

ロラタジンは、長時間作用型の三環系抗ヒスタミン薬で、末梢のヒスタミンH1受容体を選択的に阻害し、鎮静作用が少ないとされています。

セチリジンは、長時間作用型の第二世代抗ヒスタミン薬で、ヒスタミンH1受容体を選択的に拮抗し、末梢受容体部位でのヒスタミン競合阻害に加えて、アレルギー反応の遅発相におけるヒスタミン放出を抑制します。ただし、ロラタジンに比べて鎮静作用がやや強いと報告されています。

投与量と禁忌

ロラタジンは5 mg と10 mg の錠剤、ODT(口腔内崩壊錠)およびシロップで提供されています。

セチリジン塩酸塩は5 mg と10 mg の錠剤、同容量のチューイングタブレット、シロップがあります。

両薬剤とも、腎機能障害や肝疾患のある患者には禁忌とされています。

副作用

ロラタジンの報告された副作用には、頭痛、血圧変動(高血圧・低血圧)、動悸、上室性頻拍、失神、頻脈、悪心、口渇、黄疸、肝炎、肝壊死などがあります。

セチリジン塩酸塩の副作用としては、頭痛、倦怠感、眠気、めまい、不眠、神経過敏、口渇、悪心・嘔吐、咽頭炎、消化不良、食欲増進が報告されています。

ロラタジンの注意事項

ロラタジンは、患者によってはめまいや眠気、倦怠感を引き起こすことがあるため、服用後の運転や重機操作は慎重に行う必要があります。

セチリジン塩酸塩の注意事項

臨床試験では眠気が認められたため、車の運転や危険機械の操作時は注意が必要です。

アルコールや中枢神経抑制剤との併用は、覚醒状態をさらに低下させるため避けてください。

アレルギー - 関連記事