鼻炎とは?

症状

鼻炎はくしゃみや鼻詰まり、鼻水が出ます。目や耳、口の上あたりにかゆみを感じることもあります。鼻の粘膜が刺激や炎症に反応して粘液が過剰に分泌され、鼻水が前方に流れ出すと鼻が垂れ流しになります。また、粘液が喉に流れ落ちる(後鼻漏)ことで咳が出やすくなります。

アレルギー性鼻炎

アレルギー性鼻炎(花粉症)は主に2つのタイプがあります。

  • 季節性アレルギー性鼻炎は、春・夏・秋に草木の花粉やカビの胞子が空気中に漂うことで症状が現れます。
  • 通年性アレルギー性鼻炎は、年間を通して症状が続き、カビの胞子、ゴキブリ、ハウスダスト、動物のフケなどに対するアレルギーが原因です。

感染性鼻炎

風邪や上気道ウイルス感染が原因で起こります。数日から数週間にわたりくしゃみや鼻水が続きますが、症状が改善した後も短期間の咳が残ることがあります。

非アレルギー性鼻炎

薬剤の副作用、環境刺激物、鼻腔の閉塞、温度変化などが原因です。香水、ヘアスプレー、タバコの煙、塩素、排ガスなどが非アレルギー性鼻炎を誘発します。また、スパイス、ビール、ワイン、アスピリンなどの食品・飲料、寒冷刺激、ホルモン変化や妊娠も関与します。減充血鼻スプレーを長期間使用すると、鼻粘膜が肥厚し、使用中止後に鼻詰まりが再発し、最悪の場合永久的な粘膜障害を引き起こすことがあります。

診断

医師は症状の聞き取り、既往歴、日常のアレルゲン・刺激物への曝露状況を確認したうえで、皮膚プリックテストなどのアレルギー検査を行います。検査部位に軽い腫れが出た場合、その物質に対するアレルギーがあると判断します。

治療

治療は、アレルゲンや刺激物への曝露を減らすことと、薬物療法(抗ヒスタミン薬、ステロイド点鼻薬、免疫療法)を組み合わせます。季節性の場合は、花粉が少ない午前10時以降に外出を控える、エアコンや乾燥機を使用して室内に花粉を持ち込まない、庭仕事や草刈り時に花粉マスクを着用する、ダニ対策として防ダニカバーを使用するなどの対策が有効です。

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