アルツハイマー病の長期的な影響と主な症状
アルツハイマー病は、時間をかけて徐々に進行する脳の障害です。病が進むと脳組織が劣化し、記憶力やその他の認知機能に障害が生じます。年齢が上がるほど罹患リスクは高まり、メイヨークリニックによると、65〜74歳の約5%がアルツハイマー病を抱えており、85歳以上になるとほぼ半数が罹患しているとされています。現在のところ、根本的に治す治療法は存在しません。
記憶障害
初期段階では物忘れが目立つ程度ですが、病が進行するとほぼ全ての記憶が失われ、過去の出来事や新しい情報を保持できなくなります。
数の認識・使用困難
数は抽象的概念であり、アルツハイマー患者は数を認識したり使ったりするのに大きな困難を抱えます。病状が進むと、数を全く扱えなくなることもあります。
言語障害
初期には適切な言葉を探すのに苦労し、会話がぎこちなくなります。進行すると読解や書字ができなくなることがあります。
全般的な混乱
時間的な概念(日時)や自分のいる場所の認識が困難になり、周囲の環境を把握できなくなります。
判断力の低下
適切な判断や計画を立てる能力が徐々に失われ、日常的なタスク(例:歯磨き)さえも忘れてしまうことがあります。
人格変化
病の進行に伴い、抑うつ、不安、偏執病的思考、頑固さ、攻撃性などの人格変化が見られることがあります。
