健忘症の2つの基本タイプとそれぞれの違い

健忘症の主な2タイプ

1. 逆行性健忘(Retrograde amnesia)

逆行性健忘は、特定の出来事(多くは外傷や事故)以前に形成された記憶が失われる状態です。記憶喪失の範囲は数分から数年までさまざまで、脳の側頭葉が損傷すると起こりやすいです。側頭葉は記憶の形成と保存に関与しています。

2. 前向性健忘(Anterograde amnesia)

前向性健忘は、ある時点以降に新しい記憶を形成できなくなる状態です。事故や外傷前の出来事は覚えていても、その後に得た情報はすぐに忘れてしまいます。主に海馬が損傷することで生じ、海馬は記憶形成に不可欠な脳構造です。

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