リーム・アンド・ラン肩関節手術の概要と経過

目的

リーム・アンド・ラン肩関節手術(正式名称:非人工関節型肩甲骨関節形成術)は、関節炎患者に全肩関節置換術の代替手段を提供するために開発されました。金属球とプラスチックソケットを用いる従来の置換術と異なり、手術後も活発な生活を続けられることが特徴です。

手術方法

この手術では、外科医が患者の肩甲骨ソケット(グロノイド)の表面を削り、損傷した軟骨を除去します。その上に金属製の上腕骨頭を装着し、自然な関節面を再構築します。全工程は約2時間で、全身麻酔下で行われます。

回復期間

リーム・アンド・ラン手術の回復は、全肩関節置換術よりやや長くかかりますが、手術直後から肩の可動域訓練を開始します。患者は数日で退院し、自己主導のリハビリテーションを開始します。完全な可動域の回復には術後最大で1年を要することがあります。

術後の結果

ワシントン大学医療センターの報告によると、手術を受けた患者は術後15年まで効果が持続することが確認されています。従来の全肩関節置換術は数回の再手術が必要になることがありますが、リーム・アンド・ラン手術は長期的な効果が期待できる点が大きな利点です。

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