小児期線維筋痛症
線維筋痛症は全身に広がる慢性的な筋肉痛と疲労を伴う疾患で、原因は不明です。主に成人に見られますが、思春期の子どもでも発症することがあります。小児期の線維筋痛症は、親のどちらかが同じ症状を持つケースが多いです。
症状
- 筋肉痛や疲労に加えて、不安、頭痛、うつ、睡眠障害、腹部不快感などが見られることがあります。
誘因
- 感情的、身体的、またはその他のストレスが症状を誘発・増悪させます。例えば、外傷的出来事は症状を強くすることがあります。過度の運動や活動も症状を悪化させる要因です。
診断
- 血液検査で線維筋痛症を直接診断する方法はありませんが、他の疾患を除外するために血液検査や画像検査が行われます。医師は圧痛点を確認するために身体診察を行い、主要な圧痛点が多数認められれば診断の根拠となります。
薬物療法
- 処方薬としては、デュロキセチンやプレガバリンが使用され、抗炎症薬も併用されます。併発する症状に応じて他の薬が用いられることもあります。
認知行動療法
- 認知行動療法は、子どもが症状を管理し、病気を理解する助けになります。リラクゼーション法や日記の記録などが含まれます。
症状のコントロール
- 症状は数か月続いた後に緩解することがあります。子どもはヨガや軽いストレッチで症状をコントロールできます。ランニングやコンタクトスポーツなどの高衝撃運動は避け、30分程度のウォーキングや自転車などの低衝撃運動が筋肉を柔軟に保つのに有効です。
