関節炎の痛み緩和におけるガバペンチン
ガバペンチンは抗けいれん薬で、ヘルペスや帯状疱疹による神経痛の治療にも処方されます。最新の研究では、筋肉や軟部組織に影響を与える関節炎の一種である線維筋痛症の痛み軽減にも有効かもしれないことが示唆されています。
痛みの軽減
シンシナティ大学で行われた12週間の研究(対象150名)では、1日1200〜2400 mgのガバペンチン投与により、線維筋痛症患者の痛みが有意に減少したと報告されています。
副作用
多くの患者は薬をよく耐えましたが、体重増加(むくみが原因と考えられる)、鎮静感、めまい・ふらつきといった症状が報告されています。
その他の効果
同研究では、睡眠の質が向上し、疲労感が軽減されたことも確認されました。うつ症状には変化が見られませんでした。
研究の限界
期間が12週間と比較的短く、対象者が150名に限られているため、さらなる大規模試験が必要です。
他の関節炎への適用
現在のところ、ガバペンチンは他の種類の関節炎の痛み治療には処方されていません。
