RAと乾癬性関節炎の違いは?
症状の違い
RA(関節リウマチ)は主に手指、足指、手首などの小関節に炎症が起こります。肺や心臓、眼の裏膜にも炎症が波及することがあります。
PsA(乾癬性関節炎)は体のどの関節にも影響しますが、指・足指、脊椎、仙腸関節が特に多いです。皮膚や眼、口腔粘膜の炎症も伴うことがあります。
原因の違い
RAは自己免疫疾患で、免疫系が自己組織を攻撃します。正確な原因は不明ですが、遺伝的要因と環境要因が関与していると考えられています。
PsAも自己免疫疾患と考えられ、乾癬という皮膚疾患と強く関連しています。原因はまだ解明されていませんが、遺伝と免疫の異常が関係するとされています。
治療法の共通点と相違点
両疾患とも免疫抑制薬が中心です。メトトレキサート、レフルノミド、ヒドロキシクロロキンなどが一般的に使用されます。
また、アダリムマブ、エタネルセプト、インフリキシマブといった生物学的製剤も症状が重い場合に使用されます。
治療方針は患者さんの症状や合併症に応じて個別に調整されます。
予後
RAは進行すると関節破壊や機能障害を招く可能性がありますが、適切な治療により多くの患者が日常生活を送れます。
PsAはRAに比べて症状が緩やかであることが多く、同様に治療すれば充実した生活が可能です。
RAまたはPsAの疑いがある場合は、早めに医師の診断と適切な治療を受けましょう。
