ヘルペス感染による関節痛
ヘルペスウイルスは8種類あり、HSV-1(口唇ヘルペス)やHSV-2(性器ヘルペス)、水痘・帯状疱疹ウイルス、エプスタイン・バーウイルス、サイトメガロウイルス、ローザラ(風疹様ウイルス)などが関節痛を伴うことがあります。以下では、ヘルペス感染が関節痛を引き起こす過程と対処法を解説します。
初期段階
ウイルスに初感染すると、まず脊髄の根元にある神経へ移動します。この潜伏期には関節痛などの症状は現れません。
症状(初回発症)
初めての発症は最も重症になることが多く、関節痛に加えて水疱、リンパ節腫脹、発熱、頭痛といったインフルエンザ様症状が見られます。
再発
一部のヘルペスは再発を繰り返しますが、再発時の症状は初回より軽く、関節痛が出るケースは比較的少ないです。
帯状疱疹
水痘ウイルスが再活性化した帯状疱疹は、特に痛みが強く、体の片側に限定された発疹とともに関節痛、腹痛、発熱・悪寒、視覚障害、筋肉障害などを伴います(米国国立衛生研究所)。
症状の持続と緩和策
ヘルペスによる関節痛は通常10日から3週間程度続きます。ウイルス自体は自然に排除されるため、症状が続く間は対症療法が推奨されます。抗ウイルス薬、抗ヒスタミン薬、鎮痛剤、カプサイシンクリームなどが有効です。
