頸椎症の治療法とは?

メイヨークリニックによると、頸椎症(頸部脊椎症)は加齢に伴う頸椎関節のすり減りを総称したものです。40歳以上の男女に多く見られ、進行性の変形性関節症とも呼ばれます。

主な症状は、首や肩、腕のこりや痛み、しびれ、足や手の感覚異常、歩行障害、反射異常、排尿・排便障害、四肢の筋力低下などです。

頸椎カラー(ネックブレース)

メリーランド大学医療センターによれば、頸椎症は自然に安定することもありますが、痛みや神経障害を防ぐために治療が必要です。頸椎カラーは首の動きを制限し、神経刺激を軽減するために日中装着することがあります。

薬物療法

市販の非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)例:イブプロフェンは炎症を抑えて痛みを和らげます。処方薬としては、筋弛緩剤や関節内ステロイド注射があります。

手術療法

メイヨークリニックによると、薬物や装具で効果が得られない場合、または腕や脚の筋力低下が続く場合に手術が検討されます。主な手術法は前方アプローチ、後方アプローチ、椎弓切除術(ラミネクトミー)です。

  • 前方アプローチ:首の前側に切開し、気管や嚥下管を一時的に移動させて頸椎にアクセスし、ヘルニアディスクを除去します。
  • 後方アプローチ:首の後ろ側の骨を除去または再配置して圧迫を解除します。
  • 椎弓切除術(ラミネクトミー):頸椎の後方部分の骨(椎弓)を除去し、神経根への圧迫を軽減します。

手術には血栓、出血、感染、神経障害などのリスクがあります。

代替療法

薬物療法や頸椎カラー、手術に加えて、温湿布や蒸し浴、定期的な散歩、低負荷の有酸素運動などが症状緩和に役立ちます。

予防・対策

メイヨークリニックは、頸椎症のリスク低減に次のような生活習慣を推奨しています。

  • ランニングなどの高衝撃運動は避ける。
  • 長時間の運転、テレビ視聴、パソコン作業の合間に首を休める。
  • 正しい姿勢を保ち、首の筋力を強化するエクササイズを行う。

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