関節炎の痛みを和らげる局所鎮痛薬
関節炎の痛みを経口薬に頼らずに緩和したい場合、局所用のジェル、クリーム、パッチ、ローションが有効です。メイヨークリニックによると、一般的に市販されている関節痛緩和剤は、カウンターイリタント、サリチル酸塩、カプサイシンクリームの3種類です。
カウンターイリタント
- ターペンティン油、カンフル、メンソール、ユーカリ油などを配合した製剤です。皮膚に塗布すると、冷感または温感を与えて痛みをマスクします。1日3〜4回の使用が目安です。
サリチル酸塩
- 経口のアスピリンや、トロラミンサリチル酸、メチルサリチル酸といった局所製剤は、プロスタグランジンの生成を抑制し、炎症と痛みを軽減します。皮膚に1日最大4回まで塗布できます。ただし、アスピリンに過敏症がある方や、アスピリンと相互作用する薬を服用中の方は使用を避けてください。
カプサイシン
- 唐辛子に含まれるカプサイシンは、熱感を引き起こす成分です。神経伝達物質のサブスタンスPを減少させ、炎症酵素の放出と痛覚信号の伝達を抑えます。関節に1日3〜4回塗布し、効果が現れるまで約2週間かかります。
痛み止めパッチ・ジェル
- 処方薬のパッチやジェルには、非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)が含まれており、変形性関節症や捻挫、筋肉の損傷による痛みを和らげます。
副作用
- 局所製剤は安全性が高く、重篤な副作用はまれです。目・鼻・口や開いた傷口への使用は避け、外用専用として使用してください。強い皮膚刺激や発疹が出た場合は直ちに使用を中止し、医師に相談しましょう。
