関節が腫れ痛む原因とは?
関節の腫れと痛みの主な原因
関節に炎症が起きると、腫れや痛みが生じます。これは体が感染と闘おうとしたり、免疫システムが自己組織を攻撃したりする結果です。代表的な関節疾患を以下にまとめました。
リウマチ(関節リウマチ)
関節リウマチは、免疫が関節の膜、軟骨、骨を攻撃する自己免疫疾患です。関節の腫れ・痛みだけでなく、関節のこわばり、発熱、腕に結節ができることがあります。
全身性エリテマトーデス(SLE)
全身性エリテマトーデスは免疫が関節、皮膚、心臓、血管、脳などを攻撃する疾患です。関節が腫れ痛むほか、発疹、発熱、倦怠感が現れます。
変形性関節症(オステオアルトリティス)
変形性関節症は、手・首・背中・膝・股関節などの関節軟骨がすり減ることで起こります。動かした時や安静時に痛み・腫れ・こわばりが生じやすく、年齢とともに頻度が高まります。
痛風・偽痛風
痛風は血中の尿酸が結晶化して関節に沈着し、偽痛風はカルシウムピロリン酸ジ水和物が沈着します。痛風は特に足の親指の関節に激しい痛みと炎症を起こし、偽痛風は関節が温かくなることがあります。
強直性脊椎炎
強直性脊椎炎は背骨の関節に炎症が起こり、肩・膝・股関節・足などにも症状が広がります。関節の腫れ・痛みに加えて、眼の炎症、体重減少、踵(かかと)の痛みが見られることがあります。
